Fat-Boost Model FB-3(生産完了品)

さまざまな環境で活躍するブースターです

Fat Boost3は、Fulltoneによるディスクリート構成のクラスA FETを用いたクリーンブースターです。入力信号の音色を変えることなく最大35dBまでブースト可能であり、プレイヤーの必要に応じて歪みを加えたり、2バンドEQにより任意のイコライジングを行うこともできます。（トゥルーバイパスを採用しつつも、ポップノイズ抑制回路を採用することで不要なノイズを低減しています。）

Fulltone FB-3に搭載されたFETは適切なデザインによりチューブとよく似た動作を行います。もちろん、通常のトランジスタと同様にサウンドをクリップさせることでブルージーでエッジのあるサウンドを得ることも可能なほか、ライブやレコーディングにおいて聴きやすい音を作り出すためにリミッターとして絶妙に機能させることも出来ます。Fulltone FB-3は、レコーディングエンジニアがギター、ベース、あるいはスネアドラムの音に使用するほどです。

マスターボリュームのないアンプの前段に接続することで扱いやすくしたり、マスターボリューム付きのアンプの前段ではより多くの歪みを得るためのブースターとして、幅広くFB-3は使用することができます。ベースやピックアップ付きのアコースティックギターにも使用することが可能です。また、ペダルボードの最後段にFB-3をアウトプットバッファとして配置することで50フィート以上の長いケーブルを引き回した場合でもトーンロスを回避することが可能です。リードトーンを得るためのブースターとしてはもちろん、ギターやアンプのサウンドを調整するバッファアンプとして常にOnにしておくペダルとしても非常に有用です。

FulltoneはFB-3をひとつの集大成として、これまでのFat Boostの長所をさらに磨き上げました。FB-3は、アンプの潜在能力を引き出すと共にプレイヤーをよりダイナミックなプレイに駆り立てます。

Driveノブを回した際にノイズを生じることがありますが、FET MuAmpのバイアスコントロールに伴って生じるものであり、故障ではありません。

（FB-2では無くなっていた、FET Biasを11段階で調整するDriveコントロールの再搭載もそのひとつです。）