Wampler PedalsのPinnacle Distortionは、マーシャルの荒々しさを凝縮したエッセンスを感じることができるペダルです。
マーシャルらしいゴリゴリとした粗い歪み、そして図太いサウンドは一度味わうと忘れられなくなるほどです。
Wampler Pedals Pinnacle Distortion
赤い筐体が目を引くPinnacle Distortionは深く歪ませても音の芯がはっきりと残っており、音の粒は荒く、ザラザラとしたサウンドです。アンプから飛び出してくるサウンドの1音1音が太く、ローがしっかりと出ていて気持ちいいです。
フェンダー系のアンプに繋いでも、マーシャルアンプへと変化します。弦を左手でミュートして、ブラッシングをした時のズクという音がギタリストのロックへの情熱を駆り立てます。
歪みの幅は広く、多彩なセッティングが可能ですが、本気がもっとも得意とするのはミドルゲインだなと感じます。
コントロール
ボリューム、ゲイン、トーンは歪み系のペダルの定番のツマミです。
MID CONTOURはミッドのコントロールとなっており、上げていくと中域が削れていきます。中域はギターサウンドにおいて重要なポイントなので、セッティングを細かく詰めることが可能となっております。
ModernとVintageのミニスイッチはサウンドのキャラクターを切り替えることが可能で、Modernは高域とゲインがブーストされ、Vintageは全帯域がバランスよく出たサウンドになり、ギタリストの求めるサウンドを作り込むことができます。
接続部分はスタンダードで、インプットとアウトプット、そして電源は9-18Vまで使用可能となっています。ただWamplerの推奨は9Vとなっております。
まとめ
アンプライクなニュアンスとサウンドのざらつき感、そして何より音の太さを兼ね備えたマーシャルライクなサウンドがロックギタリストのセンスを刺激する1台です。
Pinnacleの商品詳細はミュゼットジャパン公式サイトでもご覧いただけます。