Bognerの工房にはたびたびいろいろなギタリストが訪れますがその中で印象に残っているギタリストについて書いてみます。
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出荷エリア
ドアーを閉めた音出し部屋#1(日本で言う6畳程度の部屋)の前である日思わず立ち止まって聴き入ってしまった時がありました。そこでアンプをチェックしていたのはクリスポーランド。
彼のタッチはスムースで何とも言えない独特の自分の世界を持っています。
同様に音出し部屋#1での事。
音を聴いたら一発で誰かわかる、その音の持ち主はスコットヘンダーソン師匠。
Bognerの4x10のキャビを愛用していますが、この日はダンブルアンプを持ち込んでふらっと遊びにきていました。最近のライブは他の世界にいっちゃっていてすぐにお腹が一杯になってしまうのでついていけない自分がいますが、1人で弾くそのプレーはジャズとブルースが絶妙に溶け込んでいてやっぱり素晴らしいです。この個性は人間国宝級です!
また、一番奥の右手にある出荷前の最終テストエリアにずらりと並べられたアンプの横で爆音で弾きまくるタンクトップを着た筋肉モリモリの異様にでかい人のプレーには圧倒!
巨匠ジョージリンチではないですか! 弾き倒すっという表現がピッタリ。
もの凄く説得力のある入魂のプレーで聴く物を有無を言わさず自分の世界に引きずり込むパワーをもっています。
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アンプテストエリア(Shiva Custom Amp のテスト完了)
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出荷担当のショーンがアンプテスト中
最近で一番印象深かったのはJustin Derrico(The Calling)。
まだ20歳くらいのギタリストであの表現力は素晴らしい!
BognerのHPでも彼のプレーをサウンドサンプルで聴けます。
LAに出て来て半年もしない内にツアーのオファーをゲット。
現在、The Caliingのツアーギタリストとして活躍中。
とてもいいヤツでした。
番外編に、アンプを持って来てくれという事である日マリブの豪邸に呼ばれてBogner Ampの試作品等をスタッフと共に数台持って行きました。そこにレコーディングの為に滞在していたのはエリックゲイル。Ecstasyのクリーンチャンネルであそこまで弾きこなす人を見た事がなかったので思わず笑ってしまいました!その引き出しの多さにはただただ脱帽!ただただ凄い!笑うしかない^^!
リズムプレーといいリードプレーといい、ユニークな自分のスタイルをしっかり持っているもの凄いギタリストです。要チェック!
10年前くらいに深夜のトークショウにゲストで出演していて録画してあったのですが何回観てもそのブルースをベースにしたセンス抜群のモダンなプレーは圧倒的に素晴らしいです。
News !
つい先日あった情報ですが、ニューヨークのBognerディーラーがVan Halenのライブを観に行ってステージ裏で見た物はなんとスイッチランプがオンになっているUberschall。
今回のツアーで使っているという信憑性の高い情報です!
今月の愛聴CD(日本滞在中スペシャル)^^
1) 平井堅 - 思いがかさなるその前に、、、(2004)
- ただただ素晴らしい!
2) 東京事変 (2004)
- 『群青日和』をTVで観て椎名林檎のデビューCDぶりのパワーを感じました。
ここのベースが大好き! アメリカでツアーをやるべき、絶対にウケる!!
3) Johnny,Louis & Char ,Free Spirit 1979 07.14 (1979,2004)
- いや〜、まいったっっ! Char様、ありがとうっ!!
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