Supa-Trem ST-1

アナログにこだわるギタリストのためのトレモロです

1996年の発売以来、Supa-Trem ST-1は高品位なアンプスタイルのトレモロペダルとしてギタリストの人気を集めてきました。そして、今回のリニューアルにより、強力なクリーンブースターとしてより手軽にお使い頂けるようになりました。

Supa-Trem ST-1は、Mike Fullerデザインのカスタムフォトセル Fulltone Opto-1を搭載したトレモロペダルです。Opto-1は良質なトレモロペダルに要求されるライズ/フォールタイムを実現するために最適な特性を有しており、1960年代のアメリカンスタイルのアンプを彷彿とさせるトレモロを実現します。また、他のトレモロペダルにありがちなノイズを低減することにも成功しました。

Supa-Trem ST-1の特長は、回路の心臓部にAnalog Devices社のJFET AD711JNを搭載することによる、暖かみがありつつも芯のあるクリーンなサウンドです。その音質から、Supa-Trem ST-1はかねてより一部のユーザーの間ではMixノブを0にした上で筐体内部に備えられたボリュームを最大まで上げることでクリーンブースターとしても使用されてきました。

Supa-Tremの魅力であるペダル自体の音の良さをユーザーの皆様により感じて頂くため、ペダル前面にボリュームノブを増設するリニューアルを行いました。あわせて、ブーストゲインも最大15dBに拡張し、クリーンブースターとしての完成度を向上しました。 インスタントではない、本物のトレモロをお楽しみ下さい。

主な特徴

RATE LED

RATE LEDはペダルがOffのときも点滅し、トレモロの動作を視覚的に確認することができます。

大きなコントロールノブ

Supa-Trem ST-1にはRATE, MIXに大きめのコントロールノブが配されており、必要な場合には演奏中に足で操作することが可能です。

HALF SPEEDスイッチ

トレモロのスピードを半分にするスイッチです。楽曲のテンポに合わせてトレモロのスピードをワンタッチで大きく調整することが可能です。

HARD/SOFTスイッチ

SOFT(Sine波)、マシンガンサウンドのHARD(Square波)の2種類から波形を選択することが可能です。筐体内部にはフォトセルへの電圧を操作して波形の微調整を行うためのトリマーが内蔵されていますが、出荷時の設定のままお使いになることを強くお勧めします。

Tips : MIXノブを反時計回り一杯に回した状態で、HARD/SOFTスイッチはSOFTに設定すると、クリーンブースターとして使用することが可能です。ボリュームノブで任意のブースト量を設定してください。