TRUE-PATH ABY

お好みのタッチをお選びください

TRUE-PATH ABYは、Fulltoneによる高品位なABYボックスです。

スイッチングシステムには、ピュアなギターサウンドを伝送するため、標準的に使用されているVactec社のフォトカプラと比べてより抵抗値の低いフォトカプラが4つ配置されています。 ポップノイズやその他の電気的なノイズを可能な限り低減し、高周波数帯の特性に影響を与えずトレブルを不必要にブーストしないニッケルコアのカスタムトランスを採用することで、インプットされたギターサウンドを損なわない配慮がなされています。これにより、ファズを併用した場合でも自然なサウンドが得られます。

また、スイッチの感触が柔らかくリレー回路を使用したソフトタッチ(ST)と、メカニカルスイッチを使用したクリック感が特徴のハードタッチ(HT)の2機種が存在し、踏み心地にこだわるギタリストひとりひとりの嗜好に応えます。

主な特徴

切替可能なバッファ

A, B各チャンネルには、フロントパネルのスイッチでOn/Off可能なJFETバッファが搭載されており、これを用いることで音質の劣化なく長いケーブルを引き回すことが可能です。また、ハイインピーダンス信号が入力されるべきファズペダルを使用する場合にはバッファをOffにすることで、自然なサウンドを得ることも可能であり、様々な状況に対応します。

TRUE-PATHという意味

Mike Fullerの作り出すABYボックスは、金属製の箱に入れられた2つのスイッチがアウトプットジャックに美しくワイヤリングされています、などという単純な構造のものではありません。長いケーブルを引き回す状況にも対応し、違和感無く音が切り替わり、グランドに起因する問題を解決するためのアイソレーショントランスも搭載されていなければなりません。

TRUE-PATHの内部を見ると、複雑なサーキットが顔を見せます。ギタリストの皆さんはインプットジャックに入力されたギター信号がスイッチを通過してアウトプットジャックに流れる経路を想像して、音質の変化を心配されるかもしれません。しかし、On/Off可能なJFETバッファやB Ch.のトランスを除けば、入力されたギター信号はアウトプットに至るまで、たった1つの抵抗(フォトカプラ)しか通過しません。

これがノイズ無く、ピュアな信号を伝達するためのABYボックス、TRUE-PATHなのです。