Supa-Trem2
税込価格: オープンプライス
- サイズ :
- 132(W)
- x 102(D)
- x 64(H)mm
※ノブの高さを含む。
2基のSupa-Trem1を同期させたトレモロの新機軸
近年、多機能なモジュレーションペダルが多く発売されているのは、技術の発展により安価なデジタルサウンドプロセッサ(DSP)でエフェクトを得ることが出来るようになったためです。
一般的にデジタルエフェクターでは、インプットジャックに入力されたギターの信号は一度デジタル変換され、DSPによるエフェクト処理が行われた後、再度アナログ変換されてアウトプットジャックから出力されます。そのため、DSPやA/D, D/Aコンバーターによる音の劣化を避けることは出来ません。
Fulltoneのペダル製作者であるMike Fullerは言います。
今もしあなたがデジタルのモジュレーションペダルに興味をお持ちなのであれば手にしてみるのも一興だ。デジタルに毒された耳であれば、しばらくは満たされた気持ちになるかもしれない。こうしたアナログ回路による音の良さに対する強いこだわりの下で開発されたSupa-Tremは、トーンサーキットと心臓部であるJFETアンプの音の良さで過去15年にわたり成功を収めてきました。
またSupa-Tremを語る上ではFulltone Opto-1フォトセルも忘れてはなりません。Mike Fullerがデザインし開発されたこのフォトセルは良質なトレモロペダルに要求されるライズ/フォールタイムを実現する最適な特性を有しています。
Supa-Trem2は、2つの完全に独立したSupa-Tremの回路を1つの筐体に収めたらどうなるのか?という思いつきから開発されました。他のフェイクと異なり、ステレオイン, ステレオアウトの純然たるステレオトレモロペダルです。搭載された2基のトレモロは同一のBPMで動作しており、PHASE CORRELATIONノブによってライズ/フォールのタイミングを調整することが可能です。
主な特徴
モノイン, ステレオアウトのスプリッターとしても使用可能
Supa-Trem2はエフェクトOff時でもJFETバッファーとして機能するよう設計されており、シグナルチェインの末端にSupa-Trem2を配置することによりスプリッターとして使用することも可能です。
N.O.S. Fairchild 2N5484を使用
Supa-Trem2の各チャンネルの初段にはN.O.S. Fairchild 2N5484を使用しています。
タップテンポ
Supa-Trem2には6秒を上回るロングタイムからBPM200超のショートタイムまで対応するタップテンポが搭載されています。
PHASE CORRELATIONコントロール
T-2に搭載された2基のトレモロユニットのライズ/フォールのタイミングを調整するコントロールであり、本機最大の特徴です。
このコントロールを反時計回り一杯に回した状態では、2基のトレモロは同一のタイミングで動作します。時計回り一杯に回した状態では、2基のトレモロユニットのライズ/フォールのタイミングは完全に反対となるためオートパンナーとして使用することが可能です。
本コントロールにより2基のトレモロユニットの相関性を連続的にコントロールすることが可能となり、位相を利用した独特なエフェクトを作り出すことも可能です。
またステレオのラックシステムを使用しているギタリストにとっては、オートパンナーとしての利用価値があります。最大15dBブースト可能なボリュームコントロールSupa-Trem2にはSupa-Tremで定評のあるMixコントロールを反時計回り一杯に回した状態でVolumeノブを上げれば、良質なクリーンブースターとして使用することができます。
3種のウェーブフォーム一般的なSine、マシンガンサウンドのSquareに加えて、本機独自の波形としてレスリースピーカーやユニヴァイブのサウンドにインスパイアされたWarbleを搭載しています。