世界中のトップアーティスト達を魅了してやまないBognerのラインナップ!!

Bogner Amplification

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Amplification

標準仕様

トーレックスコメット
グリルクロスソルト&ペッパー
パイピング ゴールド

※画像は、上記の標準仕様のものです。

Ecstasy

税込価格:
オープンプライス
サイズ:
24.13 x (H) x 69.22(W) x 26(D)cm
重量:
21kg

主な特徴

革新を続けるボグナーのフラッグシップ

求道者を果てなき旅へと誘う
Ecstasyは、多彩な音色とアンプヘッドならではのダイナミクスやレスポンスを共存させることを目的に開発されました。搭載された3つのチャンネルは過去、現在、未来のサウンドを時代を追うようにデザインされており、フットスイッチを踏めば、50’sあるいは60’sのオールドアンプライクなサウンドから、ハードなオーバードライブ、そして全てを洗い流す美しいクリーンサウンドまで、ギタリストは自分のサウンドを探す旅へと踏み出すことが出来ます。
多彩なサウンドを作り出す3chプリアンプセクション
Ecstasyは3つのチャンネルを備えており、フロントパネルにチャンネル毎に割り当てられたLEDの色から、それぞれGreen, Blue, Redチャンネル呼ばれています。
Green Ch.は、Ecstasyで最もクリーンなチャンネルであり、コントロール部はTreble, Middle, Bass, Gain, Volumeという構成です。またゲインブーストであるStructure及び3つのポジションを選択 可能なPre EQ.を搭載しており、これらを組み合わせることで、美しいクリーントーンからチューブの絶 妙な歪みを用いたサウンドまで幅広い音を作り出すことが可能です。
Blue, RedはEcstasyのゲインチャンネルにあたり、Red Ch.はBlue Ch.よりもさらに高いゲインが得られるようデザインされています。2つのチャンネルはTreble, Middle, BassのEQ部分を共有していますが、それぞれ異なるセッティングを行うことが出来るPre EQ.を搭載しており、チャンネル毎に異なるトーンシェイプを作り出すことができます。Blue, Red Ch.にもそれぞれ、ゲイン量を決定するStructureコントロールを搭載しています。
アサイン可能な2系統のPresenceとExcursion
Ecstasyには2系統のPresenceと、独自のスピーカーダンピング調整機能であるExcursionを搭載しています。通常、Presence A及びExcursion Aが全てのチャンネルに対応していますが、フロントパネルのミニスイッチによりPresence BをCh.1 or Ch.3にアサインすることが可能です。
これにより、クリーンチャンネルとゲインチャンネルで異なるトーン調整を行ったり、ゲインチャンネルであるBlue, Redチャンネルをバッキングとソロに使い分ける場合に異なる調整を施すといった、幅広い対応が可能です。
Ecstasyヒストリー
Ecstasyのファーストモデルである100Bがリリースされたのは、1992年のことです。
ギタリストには多彩な音色が求められていましたが、複数のアンプを用いたセットアップを使用出来たのは一握りのみであり、多くはマルチチャンネルのラックプリアンプを使用していました。
Reinhold Bognerは早くから、プリアンプとパワーアンプを組み合わせたシステムでは、同一回路上でのプリアンプとパワーアンプの相互作用により生ずるダイナミクスやレスポンスを得られないことに気付いていました。そこで、多彩な音色を作り出すことが出来て、なおかつ60’sのオールドアンプのようなオーガニックなフィールとトーンを備えたアンプを製作したのです。
そうして作り出されたEcstasyは、3つの異なるチャンネルに加え、ミニスイッチによってギタリストが好みに合わせて音色を細かくカスタマイズ出来る柔軟性と、アンプヘッドならではの演奏性を共存させたアンプとして評価され、ブティックアンプ界をリードする存在となりました。

複数のアンプを用いたセットアップで著名なEric Johnson氏はEcstasyを入手し、BB King氏とのツアーで使用しました。彼が多チャンネルのアンプを所有することは極めて珍しいことですから、名誉なことです。その他にも、ジャンルを選ばない多くのギタリストに使用され、その名を挙げれば枚挙に暇がありません。

そして1995年に、それまでなかった新機能を搭載した101Bがリリースされます。すなわち、チャンネルによって異なる設定が可能な2つのプレゼンスコントロール、アッテネーターループを用いたスピーカースイッチング、そして独自のスピーカーダンピングコントロールであるExcursionです。
さらに、美しいクリーンサウンドのみならず、50’sから60’sにかけての小型コンボアンプのようなサウンドが得られるように切替可能なゲインステージを1chに追加したほか、2ch, 3chにはゲイン量を切り替えることの出来るStructureコントロールが追加されました。Plexiモードが追加されたのもこのときです。エフェクトループには、シリーズ(直列)に加えて、ミキサーを用いたパラレル(並列)モードが追加されました。

一方で、100Bで搭載されていた、アンプ内蔵ダミーロード機能はあまり使用されていないことから除かれました。Variacスイッチもまた新機能と共存出来ないことから取り除かれましたが、class AB/Aの切替スイッチが新たに追加されました。外観の面では、Bogner独自のバスケットウィーブグリルが採用されたのも、このモデルからです。

101Bのリリースで多機能を極めたEcstasyは、留まることを知らないReinhold Bognerの創造性から、1997年に一部の機能をオプションとすることで新たなステップへ踏み出します。

そうして2001年には、EcstasyのラインナップにClassicが加わります。(現在は生産終了しております。)100台程度しか生産されなかった初期モデルである100Bが希少価値を持ってしまったため、搭載する機能を絞り100Bと101Bの中間に位置するようなモデルを製作したいというReinholdの希望によるものでした。クロームのフロントパネルのClassicは、よりオープンでオーガニックな音色が特徴です。


2003年、101BのRedチャンネル(3ch)は、より多くのゲインを求めるギタリストのために改造が施されました。サウンドにより多くのコンプレッションを加えるこの改造はReinholdの本意によるものではありませんでしたが、オープンなサウンドを求めるプレイヤーにはClassicモデルが存在したことから、Reinholdはユーザーに選択肢を委ねることにしたのです。

2009年、Bogner Amplificationは20周年の節目に、これまで重ねられてきた技術、経験を結集した特別なモデル、20th Anniversary Ecstasyをリリースしました。最もオープンでオーガニックなサウンドを実現した、全く新しいBognerのフラッグシップモデルです。